4月生まれは愛に苦しむ……?
「4」の暗示を持つ4月生まれは、コツコツ型のまじめ人間。
仕事も一生懸命にこなします。
実力を積み重ねてきたという自信もあります。
夢を叶える人が多いのも、気が強く自信家で目標を達成する根性があるからでしょう。
強気で勝ち気なので、○○様なんて呼ばれる人がいます。
自分のスタイルを持っていて、女帝っぽさが漂っている人もいますが、これが恋愛となるとものすごく不器用なのです。
女性の場合……
男友だちも多いし、なんなら裸の付き合いだってできるほど。
サバサバ系というか、サバサバしてるんです。
その上、これがとてもイイ女だったりするから話がややこしくなってしまう。
仕事場で、ただの上司と部下の関係でも、上司の奥さんが嫉妬して怒鳴り込んでくるなんてこともあるほどです。
モテというか、その気になればモテます。
しかし、恋愛は受け身。
積極的になるのは、友だちづくりまで。
恋愛関係にはなかなかいきません。
恋愛相手の条件は「わたしを大事にしてくれる人」だけ。
モテる男より、自分を大事にしてくれる男。
収入なんかより、自分を大事にしてくれる男。
自分のことを無条件に大事にしてくれる男がいいのです。
「大事にしてくれる」は「愛してくれる」と同じことだと男は思いますが、4月生まれは違います。
4月生まれはいつも「愛とは何だ」と考えています。
食事に行く間柄で「愛」は考えられない。
自分に忠誠を誓ってくれる相手こそが「愛してくれる」人なのです。
そのせいか、一回り年下だとか、一回り年上だとか、自分の言いなりになりそうな人と結婚することも多い。
横暴な男や働かない男といった、敬遠したくなるような人と結婚することもあります。
そんな強気な4月生まれですが、恋人関係になると、パートナーのために生きていきます。
彼が欲しいというなら貢ぐし、生活の面倒だってみます。
彼との関係に自信が持てなくて、彼に近づく女たちを憎んだりします。
態度に出してないつもりでも、隠すことはできません。
同じ職場で働いているだけで、腹が立ってくることもあります。
自分の言いなりになってくれる人を選んだはずが、彼のために尽くす日々。
頼られたら、彼の親兄弟の世話までやってしまいます。
いつの間にか、母親のようになってしまう。
それもサボることがないから、亭主関白系の男性は大喜びです。
とはいえ、男は身勝手なもので、こんな健気な4月生まれ女にあぐらをかいて、浮気なんかやらかします。
それも「息苦しかった」なんて理由で。
確かに上から目線だったり、まるで上司から生活を管理されている感じがあるにはあったでしょう。
でも、4月生まれ女からしたら、すべてはパートナーのためにやったこと。
それが「息苦しい」と言われるということは、「自分」を否定されたということ。
サバサバして、母親のようで、浮気も許してくれそう……と感じていた男たちはここで非常に痛い目にあいます。
4月生まれ女は、相手から別れを言うことは許しません。
束縛なのか監視なのか、そして浮気男が並べた「息苦しさの理由」を解消するために、コツコツと努力をする。
4月生まれはとても努力なのです。
4月生まれ女は、愛する男の理想の女になるために、コツコツと努力していくのでした。
男性の場合
俺についてこい。
それが4月生まれ男の想いです。
今どき「俺についてこい」と言って付いていく女はいませんから、4月生まれ男の恋愛はなかなか難しいものとなります。
こういう人を好きになると楽かなぁと思いますが、そうでもない。
人を管理する能力が高いので、かなりの束縛をしてくるからです。
居住スペースの整理整頓、食事の栄養管理とか、自分でやってくれたらいいんですが、恋人や奥さんにやらせようとするから揉めてしまいます。
自分がとやかく言うのは「愛があるから」だと思っていますから、本人は幸せです。
4月生まれ男も4月生まれ女と同様に、心配性で嫉妬深い。
本人なりに、パートナーを幸せにしようと一生懸命尽くしているので、それを裏切るようなことをしたら、怒りを爆発させます。
「俺に悪いところはない」「こんなに大切にしているのに」という思いがあるので、怒り方も半端ではありません。
一度でも疑うと、そこにしか意識がいかなくなり、仕事までおろそかになります。
その上、パートナーの裏切りを許そうとするので、自分の嫉妬心に苦しみながら、監視をしてきます。
再構築ができないタイプということを、自分では分からない。
相手の心が離れているなんて、どうでもいい。
恋愛に納得なんてない。
とにかく苦しむ。
相手がどんなに理由を言っても、聞く耳を持たないのが4月生まれ男なのです。
なんとなくまとめると……
どんなに苦しんでも、別れるなんてできない。
ドラマチックな世界へと入っていくのが4月生まれの恋愛。
自分の設定した「愛」に苦しむ4月生まれなのでした。
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